エンジェルサウンズの危険性と注意点はこの4つ！使いすぎはやめておこう

こんな悩みに答えます！

エンジェルサウンズはおうちで赤ちゃんの心音が聞ける便利なアイテムですが、使う前に「危険性ってあるの？」と不安になりますよね。

結論から言うと、正しく使えば危険はほとんどありませんが、誤解して使うとリスクになる場面があるのも事実です。

特に、長時間あて続けたり、心音が聞こえる＝安心と勘違いしてしまう使い方は要注意です。

この記事では、エンジェルサウンズの危険性と注意点を4つに絞ってわかりやすく解説します。

エンジェルサウンズの危険性と注意点

①「異常を見逃す」リスクがある

エンジェルサウンズは“心音が聞こえるだけ”の家庭用機器です。

胎児の状態が正常かどうかを判断することはできません。

心音が聞こえても、胎動が弱かったり、胎盤の状態が良くない場合があります。

逆に、音が聞こえなくても赤ちゃんが元気なことも多いです。

「聞こえたから大丈夫」と判断してしまうことが、もっとも危険なポイントです。

②使い方を誤ると不安が増えることもある

助産師さんはすぐに位置を見つけられますが、素人だと心音を拾えないことがよくあります。

音が聞こえない＝異常と勘違いして、不安が一気に大きくなってしまう人もいます。

胎児の向きや週数によって、聞こえやすさが大きく変わるためです。

結果的に、安心のために買ったのに不安が増えるケースもあります。

③長時間や頻繁な使用は推奨されていない

医療用の超音波でさえ、必要最低限の時間で行うのが世界基準です。

エンジェルサウンズも同じで、長時間お腹にあて続けることは推奨されていません。

胎児への確実な悪影響は証明されていませんが、「可能性ゼロではない」という考え方です。

使う場合は、短時間・必要な時だけが安心です。

④妊婦健診の代わりには絶対にならない

エンジェルサウンズでは、胎児の成長、羊水量、胎盤の状態、血流などは一切わかりません。

健診を減らしたり、行かずに済むものではないという点がもっとも重要です。

家庭用は、あくまで“心音を聞いて楽しむためのアイテム”です。

医療的なチェックは必ず病院で行う必要があります。

結論：エンジェルサウンズは正しい利用の範囲内であれば、使うこと自体に危険性はない

エンジェルサウンズは、正しい使い方を守っていれば基本的に危険はありません。

家庭用超音波は医療用よりも弱く設計されており、短時間・適切な頻度で使う分には胎児への悪影響は報告されていません。

ただし、医療機器ではないため、赤ちゃんの健康状態を判断する目的では使えません。

聞こえる音は“安心材料のひとつ”であり、“安全を保証するもの”ではありません。

また、長時間当て続けたり、毎日のように何度も使用することは推奨されていません。

使うなら短時間・ほどほどに、そして健診の代わりにしないことがとても重要です。

正しく理解しながら楽しむ範囲で使うなら、ほとんどの人にとって安全なおうちアイテムです。